順天堂大学医学部附属順天堂医院と東京ベイ・浦安市川医療センターは、この度、株式会社レーマンと共同で開発した心臓疾患の患者様向けの患者説明資料の導入を開始しました。
田端実医師(順天堂大学 心臓血管外科 主任教授・一般社団法人ハートアライアンス代表理事)と、レーマンのプロのメディカルクリエイター®およびサイエンスデザイナー®が中心となり、患者様の視点と医療従事者の視点の両立を目指して、この患者説明資料の研究開発に取り組んでまいりました。
従来の多くの病院で用いられる患者説明資料には、難しい医学用語や分かりづらい図表などが課題となっており、医学に精通していない患者様にはなかなか理解しづらいという課題がありました。そこで、レーマンではユーザーテスト後のヒアリング、アンケート、客観的な評価スコアリングを丁寧に行い、イラストの画風や配色、文章表現などに細かなこだわりを持って開発を進めてきました。その成果は日本メディカルイラストレーション学会誌にも論文として掲載されています。
患者様ご自身が適切な治療方針を選択していくためには、医学的な情報を分かりやすく理解いただくことが重要です。プロのメディカルイラストレーターが制作したわかりやすいイラスト(視覚情報)を活用することで、医師の説明時間の短縮や、患者様との信頼関係の構築等が期待できます。
今後は、さらに症例数を拡大し、全国の医療機関がオリジナルの患者説明資料を制作できるよう、レーマンがサポートしてまいります。
最後になりますが、プレスリリースの記事が掲載されております。この機会にぜひご一読ください。
【当プレスリリースURL】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000042852.html
【株式会社レーマンのプレスリリース一覧】
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/42852